幡豆(はず)プロジェクト

三河湾の豊かな生態系の保全を目指して

 三河湾に面する愛知県西尾市に、トンボロ現象により干潮時に現れる珍しい干潟があります。この豊かな干潟を中心に、東海大学海洋学部と総合地球環境学研究所エリアケイパビリティープロジェクトでは、西尾市や東幡豆漁業協同組合と共同で、幡豆(はず)の沿岸海域の自然や社会の変遷や現状を、生物学、生態学、考古学や社会学といった様々な研究者が集い多面的な調査研究を行っています。
 
 2009年から始まったプロジェクト研究も7年以上が経過し、これまでの活動のまとめとして書籍「幡豆の海と人びとを出版しました。「海と人の関わり」「幡豆の海と生き物」「これからの海、これからの幡豆」の3部構成となっています。執筆には本学卒業生や地元の方々も参加し、内容には本学学生の卒業研究や実習等による成果、地元の方々の思いや暮らしの知恵等が盛り込まれています。

また、東幡豆干潟のいきものの魅力が詰まったフィールドガイドブック「幡豆の干潟探索ガイドブック」も併せて出版しました。

非売品ですが、下記から、PDF版を無料でダウンロードできます。

「幡豆の海と人びと」 「幡豆の干潟探索ガイドブック」


また下記のウエブサイトから、無料でダウンロードできます。

総合地球環境学研究所エリアケイパビリティプロジェクト
http://www.chikyu.ac.jp/CAPABILITY/books.html

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