2004 Vol.1 No.2「海ー自然と文化」東海大学紀要海洋学部 2004年3月30日発行
閉鎖性湾としての浜名湖における汚濁解消の概念
松田義弘
要 旨
閉鎖性湾においては陸からの負荷を規制してもその効果が現れるには長年月を要することが,対流期と成層期の流動モデ ルを結合した簡単な概念により紹介される.一旦海水中に拡散した物質は再び収束しない.また,陸からの負荷を止めても, それまでの過去の負荷による海底への蓄積が負荷源となって存在することを忘れてはならない.これらの振る舞いが水域の 鉛直地形,潮汐,陸水などに強く依存することを浜名湖の湖心部を例として示した.
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