「第5回 水中ロボットを利用した文化遺産教室」の報告 2017年11月18日(土)に石垣市屋良部崎沖にて研究調査を実施しました。また調査に合わせて一般 ダイバーが遺跡を見学する「屋良部沖海底遺跡見学会」、高校生を対象とした「第5回 水中ロボットを 利用した水中文化遺産教室」、大阪市内での「石垣島海底遺跡ライブ見学会」も開催しました。この 活動は石垣市教育委員会や大阪電気通信大学、産学連携施設の「VisLab OSAKA」、沖縄県立博物館・ 美術館や大阪府教育庁文化財保護課の研究者らと連携し、複数年に渡って実施しているプロジェクト (本年度は東海大学プロジェクト研究・研究代表者 海洋文明学科 小野林太郎准教授)です。 海洋文明学科・木村淳講師と航海工学科海洋機械工学専攻・坂上憲光准教授とともに屋良部崎沖の 水中文化遺産の上まで船で移動し、坂上准教授が開発した「水中ロボット」を船上から現地の高校生が 操作しながら海底遺跡を撮影、海底に眠る壺や錨などを船上のモニター画面で確認しました。また、高 校生が水中ロボットを操作して撮影した映像を、大阪市内にある「VisLab OSAKA」の会場へライブ配 信もし、大阪市内の一般客らも石垣島の海底遺跡を楽しみました。 この活動は八重山毎日新聞およびNHKの取材を受け、紹介されました。 http://www.y-mainichi.co.jp/news/32593/ 高校生が水中ロボットを操縦し、海底遺跡を見学している様子(写真提供:石垣市教育委員会 島袋氏) 大阪市内にある産学連携施設の「VisLab OSAKA」で行われた「石垣島海底遺跡ライブ見学会」の様子 (写真提供:大阪電気通信大学 門林 理恵子教授) 【【東海大学 海洋考古学&水中考古学プロジェクトのホームページ】 〜沖縄の水中文化遺産と「海底遺跡ミュージアム」〜 https://www.marinearchaeology.jp